〜会長就任のご挨拶〜
2023年5月から第6期鹿児島県支部長を拝命しております中野一司です。
私は、1999年9月に、在宅医療の専門クリニックであるナカノ在宅医療クリニックを鹿児島市で開業しました。開業の目的は、鹿児島市地域に散在する医療サービス(病院、診療所、歯科医院、薬局、訪問看護など)や介護サービス(訪問介護、ケアマネ、介護施設など)と連携して、地域包括ケアシステムを構築することで、その連携ツールとしてICTを活用するというものでした。
開業当初の1999年は介護保険が始まる直前の年であり、当時はこのような地域包括ケアシステム構想は絵にかいた餅状態でしたが、それから半世紀経った2024年には、多職種連携とDXによる地域連携は、診療報酬に取り組まれるまでに進化してきました。
在宅医療はプライマリ・ケア領域の大きな一分野であり、多職種連携による地域創り(地域包括ケアシステムの構築)は今後、医療介護分野にとどまらず、市民、行政を巻き込んで地域全体で取り組むべき、少子高齢社会の大きなテーマでもあります。
プライマリ・ケア連合学会鹿児島支部長として、微力ながら医療(プライマリ・ケア)を通じて地域の発展に貢献出来たらと考えていますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
日本プライマリ・ケア連合学会 鹿児島支部 会長 中野一司
◆日本プライマリ・ケア連合学会鹿児島支部発足にあたって 〜平成24年4月〜
〒890-8544
鹿児島県鹿児島市桜ケ丘8丁目35-1
TEL 099-275-6898
FAX 099-275-6899